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金利だけを見ていると失敗する

From:柴垣和哉@和歌山家づくりのお金相談センター

 

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住宅購入専門ファイナンシャルプランナーの柴垣です。

 

あなたは定期預金をしようと思った時に

まずは何を確認しますか?

 

おそらく「金利」と

答えられる方がほとんど

ではないでしょうか。

 

都市銀行や地方銀行の

定期預金の金利はほとんど差はありませんが、

ネット銀行なんかは他の銀行に比べて

高めに設定しています。

 

都市銀行、地方銀行の倍ぐらい

高い金利になっています。

 

「倍って言っても金利自体が低いし、

そんな変わらないでしょ?」

 

って思いました?

 

その通りです。

 

ただし、たまに預貯金の金利キャンペーンを

やっている銀行があります。

 

すると、それにつられて

そのキャンペーン中の銀行に

定期預金しちゃうって方もいます。

 

キャンペーン金利は10倍ぐらい

高い金利になっていたりしますが、

この利率が適用されるのは

1ヶ月間とか3ヶ月間のみ

ってことが多いです。

 

利率は1年間お金を預けたら

%の利息が受け取れるかを表したもので、

それが1ヶ月なら実際はその12分の1の利息しか

受け取れないことになります。

 

利息には税金がかかるので

それを引いたら受け取れる利息は

もっと少なくなりますね。

 

一見すると得がありそうですが、

中身を理解すれば

そんなにメリットがなかったりします。

 

この一見すると得っていうのは

住宅ローンも同じです。

 

 

数字だけに惑わされない

 

 

住宅ローンは

「変動金利0.625%〜」とか

「変動金利0.52%〜」と

低い金利を強調して

提示している所がほとんどです。

 

多くの方はこの数字だけ見て、

「〜」の意味を理解していません。

 

これは、

「頭金が多く入れられる人や

年収が高い人のように、

住宅ローンを貸しても、

毎月確実に返済してくれそうな

信用力が高い人にはこれぐらい

低い金利で貸しますよ。

だから、借りる人によっては

これよりも金利が高くなる

可能性がありますよ。」

 

という意味を含んでいます。

だから一見、金利が低く見えても、

いざ申し込んでみると

高い金利でしか借りられず、

 

「他で借りた方が金利が低かったのに…」

 

ということもあり得るわけです。

 

住宅ローンは複雑で

説明を何度聞いてもしっかりと

理解するのは難しいものです。

 

しかし、何も知らないままだと

気づかないところで

数十万円単位で損してしまうのが

住宅ローンですので、

じっくり調べてみるのも

いいのではないでしょうか。

 

 

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