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家づくりで言ってもらわなきゃわからないお金のこと。

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私は、時間があるときは

なるべく色々な本を読むようにしています。

 

本は千円ほどのお金でその著者が経験した色々なことが学べるので

貴重なものだと思っています。

 

 

先日は、

男性の脳と女性の脳の構造の違い

について書かれた本を読みました。

 

その中で印象に残ったのが、

「男性の脳はものごとを理論的に考えるので、

言われたことをいわれたとおりに忠実にこなそうとするが、

女性脳は言葉の裏にある感情を重視する」

という内容です。

(男性だから「男性脳」、

女性だから「女性脳」というわけではないそうです。)

 

これには、なるほどと思いました。

 

 

例えば、男性が女性に「皿洗い」を頼まれた場合で考えてみます。

私も経験がありますが、

男性がお皿を洗うとその後なぜか女性から文句を言われてしまいます。

 

何に対して文句を言われるのかというと、

お皿の洗い方ではなく、お皿の置き方について。

 

男性は「お皿を洗って。」と言われたので、洗います。

 

しかし、置き方までは教えてもらっていないので

自分なりの置き方で置いていきます。

その置き方が女性には納得いかない場合があるんですね・・・。

 

 

男性の脳は、

言われたこと(この場合は皿を洗うこと。)はできますが、

言われていないこと(お皿の置き方のこと。)はあまりうまくできません。

 

頼まれたからやったのに文句を言われてしまうと男性は、

 

「もう2度とやらん!」

 

となってしまいます。

 

 

このように脳の構造の違いで捉え方が違ってしまうこともあるんだと

あらかじめ知っていれば、ささいなことで男性と女性が喧嘩してしまうことや

イライラしてしまうことも少しは減るのかもしれません。

 

こういったケースは他のことでも当てはまりそうだと勉強になりました。

 

 

さて、これは脳の違いについてですが、

「言われないとわからないこと」で言うと、

家づくりについても当てはまることがあります。

(これについては男性、女性で違いはありません)

 

それは、住宅購入後の返済計画についてです。

 

住宅ローンの返済計画は慎重に

 

ご存知の通り、

住宅購入後は住宅ローンの返済が

30年間以上続いていくことがほとんどだと思います。

 

住宅を購入する理由は

 

「金利が低い」

 

「家賃がもったいない」

 

「部屋が手狭になった」

 

「周りの人達が買い始めた」

 

など人それぞれなので、それはそれでいいと思います。

 

ただし、理由がどうであれ、

本当に「無理なく返済していける金額」なのかを把握しておくことは重要です。

 

 

前回、和歌山市で行った

住宅購入を検討されている方向けのセミナーである方が

「子供の教育費のことをあまり考えていなかった。

ある程度支出が増えるケースも考えておく必要があると思った。」

とおっしゃっていました。

 

このある程度支出が増えるケースというのは、

例えば、子供が2人いる家庭では

2人とも私立の高校、私立の大学に進学することになる場合がそうですね。

 

公立に行くと思っていたのに私立に行くことになったとなれば、

一気に返済計画が崩れてしまいます。

 

実際に、私のご相談者の方の中にも、

子供が私立高校に進学することになってしまい、

住宅ローンの返済が厳しくなり、

最終的に「家を売る」選択をした方もいらっしゃいました。

 

このような可能性がゼロではないことと、

その場合いくらぐらい追加でお金が必要になるのかは

知っておく必要があると言えます。

 

家づくりで関わることになる住宅会社や銀行は

あなたが「いくらまでなら住宅ローンを借りられる」か

については言ってくれますが、

「今あなたが買おうとしている住宅はあなたにとっては高すぎます」

とは言ってくれないですからね。

 

 

住宅購入後に貯蓄残高が

このようにマイナスになってしまわないように注意してください。

 

貯蓄残高

 

こうなると老後まで影響してしまいますからね。