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子どもに連鎖する貧困?

From:柴垣和哉@和歌山家づくりのお金相談センター

 

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住宅購入専門ファイナンシャルプランナーの柴垣です。

 

最近、テレビや雑誌を見ていると

子どもの貧困が特集されていることが

多いように思います。

 

ひとり親世帯などで親の貧困が

子どもの将来にまで

影響するケースがあるとのこと。

 

親の所得格差が子どもの教育格差を生み

貧困が連鎖すると言われています。

 

親の金銭的な問題でしっかりした

教育が受けられない子どもは

大学に進学できず、給料が高い職業に

つけないので、結果

貧困になってしまうようです。

 

 

もちろんそういう家庭が

全てではないと思いますが、

実際に親の経済状況が

子どもの進学に影響を

与えているというデータはあります。

 

日本労働組合総連合会の調査によると

3人に1人の割合で金銭負担がネックになり

子供の進学希望を十分に

叶えてあげられなかったと回答しています。

 

世帯年収200万円〜400万円未満では6割強、

500万円〜600万円未満でも半数以上が

子どもの進学希望を

叶えてあげられていない現状があります。

 

この回答者のほとんどは

おそらく50代ぐらいの親御さんなので、

給料がある程度右肩上がりの時代を

経験している人達です。

その人達でさえお金の問題で

子供に受けたい教育を

受けさせてあげることができていません。

 

じゃあ、昔ほど給料が上がらないであろう

これからはどうなるのでしょうか。

 

 

教育費どうする?

 

 

もちろん、奨学金や教育ローンを利用して

子供に進学してもらう方法もあります。

 

しかし、注意してほしいのが

奨学金や教育ローンをあてにしていても、

奨学金や教育ローンを借りる前に

お金が足りないってことも

出てくる場合があることです。

 

例えば、文部科学省の調査によると

令和2年度の大学入学者のうち

48%の学生が一般入試ではなく

AO入試か推薦入試で

大学に進学しています。

 

AO入試や推薦入試で合格した場合、

大学初年度の入学金や学費が

高校3年の10月や11月に

必要になってくるケースが多いです。

 

子どもの教育費を学資保険で積立していて、

子どもの年齢が18歳になった時に

満期金を受け取れるようにしていると

間に合わないってことにもなりかねません。

 

じゃあ、どうするか。

お金がないのでどこかからか

借りて来なければなりませんね。

 

比較的簡単にお金を借りることができるのが

カードローンやキャッシング 。

 

しかし、カードローンやキャッシングで

一時的にしのげても、

お金が足りない状況は続きますので、

教育費は借金しないとやっていけない、

車を買い替えるにしても

まとまったお金を準備できない

ということになり、

教育ローンや車のローンも

利用するしかなくなります。

 

そして、気がつけば教育ローン、

カードローン 、車のローンの

トリプルローン。

 

支払いばっかりが増えて

自分たちの老後資金を準備している

余裕がないってことにもなりかねません。

 

老後資金がないとなると、

またどこかにお金をお願いすることになります。

 

子どもに仕送りしてもらうしか

方法がなくなるかもしれません。

そうすると子どもの生活も

苦しくなってしまうという

負の連鎖に陥ってしまう

ことにもなりかねません。

 

ですので、負の連鎖は事前に

断ち切っておきたいところです。

 

 

そのためにはかなりの費用が

必要になる教育費の準備は

計画的に行っていきたいところですね。

 

 

 

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