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住宅予算と同じぐらい大事なこと

From:柴垣和哉@和歌山家づくりのお金相談センター

 

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住宅購入専門ファイナンシャルプランナーの柴垣です。

私が無理なく返済できる住宅購入予算と

同じぐらい重要だとお客さんに

お伝えすることがあります。

 

 

それは、老後資金の貯め方です。

 

そもそも無理なく返済できる

住宅購入予算を知ることは

 

「老後資金が貯まらない」

 

といったリスクを減らすため

と言うこともできます。

 

だから老後資金の貯め方は

無理なく返済できる住宅予算と

同じぐらい大事なことなのです。

 

では、老後資金の貯め方

と聞いてあなたは

何をイメージしますか?

 

 

代表的な方法としては

個人年金保険などの保険商品を

イメージするのではないでしょうか?

 

しかし、個人的には保険で

老後資金を貯めるのは賛成できません。

 

なぜなら、個人年金保険は

契約時に設定された利回りが

ほぼ確定する商品です。

 

今の低金利の時代の金利に

ちょっと上乗せされたぐらいの

金利がつく程度です。

 

私は今アメリカの金利が

上がりつつあるように、

今後は日本の金利も少しずつですが

上がって行くだろうと考えているので、

今の金利を基準にした

利回りに魅力を感じません。

 

それに、個人年金保険だと

1年間にいくら保険料を払ったとしても、

所得税や住民税の計算の元となる金額から

差し引かれる生命保険料控除が

1年間で所得税に対しては4万円、

住民税には28000円しか受けられません。

 

つまり、所得税率が10%の人の場合、

年間6800円しか節税効果はありません。

 

じゃあ、他にどういった方法があるでしょう。

 

 

絶対的に有利

 

 

それは、あなたもご存知の通り、

確定拠出年金、iDeCoです。

 

iDeCoは自分で設定した金額を

毎月、定期預金を含む色々な投資先に

投資していき、老後資金を

自分で準備していく制度です。

 

2017年からは今まで対象外だった

公務員や主婦なども利用できるようになり、

実質国民全員が加入できる制度となりました。

 

iDeCo1年間に投資した金額全額が

生命保険料控除と同じように

税金を計算する金額から差し引かれる

「所得控除」になるので、

同じ金額を払うのであれば、

個人年金保険よりも所得税、住民税の

節税効果は大きいです。

 

例えば所得税率が10%の方が

毎月23000円をiDeCoで積み立てた場合ですと、

56万円の節税効果があります。

 

23000円全額をiDeCoの定期預金で

預けていたとしてもこれだけの

節税メリットがあります。

 

これに加えて、運用で利益が出ていれば

もっとプラスになります。

 

この他には運用益が非課税、

積み立てたお金を受け取る時には

また別の控除が受けられるなどの

メリットがあります。

 

もちろんデメリットもあります。

 

基本60歳までは積み立てたお金は

引き出せなかったり、

口座管理料の手数料が毎年かかります。

あとは投資先によっては

損が出てしまうことなどがあります。

 

「損が出てしまうのは嫌!」

と思う方は多いと思いますが、

損をした時でも残りの運用期間が

2030年あれば損を取り返すことができる

可能性は十分にあります。

 

2008年にあったリーマンショックでは

ほとんどの金融商品の価格が

半分以下になりましたが、

10年ほどでリーマンショック前の

水準に戻しています。

(ただし、投資にはセオリーがあります)

 

 

これからは自分で老後資金を

準備しないといけない時代です。

 

無理なく返済できる住宅購入予算が

わかったら、少しでも有利な商品を

見つけて効率よく老後資金を

準備できるようにしてください。

 

 

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