死亡保険は値下げへ
From:柴垣FP事務所@柴垣和哉
4月は年度のはじめなので、色々と再編される時期です。
例えば、テレビ番組なんかはガラッと変わりますね。
今まで深夜でやっていた番組がゴールデンに進出したり、
逆に、人気のない番組は終了したり。
個人的には、深夜のお笑い番組が好きなのですが、
深夜にやっていたお笑いの番組が
ゴールデンに進出すると
途端に見る気がなくなっちゃいます。
深夜であれば、ある程度無茶な話でも放送できますが、
ゴールデンだとあんまりですからね。
なお、こういった変化は保険業界でもあります。
この4月までは貯蓄型の生命保険の
値上げがおこなわれるということで、
保険会社はそれをネタに営業攻勢をかけていました。
ここ数ヶ月で、あなたももしかしたら、
この話をネタにどこかの保険会社の営業マンから
勧誘されたことがあるかもしれませんね。
まあ、近いうちに貯蓄性のある保険に入ろうと
考えていた方であれば、
「どうせ入るなら保険料が上がる前に入っておこう」
と考えて、保険に入るのは
別におかしいことではないです。
それも一つのきっかけですからね。
一方、3月の末にこんなニュースが出ていました。
保険料下がるんかい!
それは、
「2018年4月から死亡保険の保険料が値下げ」
というニュースです。
これは、生命保険各社が商品の保険料を決める
基準となっている「標準生命表」が
来年の4月に改定される見通しになったことが
その理由のようです。
標準生命表は、平均余命などを
男女各年齢別にまとめたもの。
死亡保険は、名前の通り被保険者が亡くなった時に
生命保険金が支払われる保険ですが、
その保険料は各保険会社がこの標準生命表を基にして
金額を決定しています。
この死亡保険の保険料の値下げは、
医療技術の進歩や景気回復によって自殺者が減り、
平均寿命が延びたことによって
死亡率が下がったことによるもの。
つまり、亡くなる人が少なくなり、
保険会社が今までよりも死亡保険金を
準備しておく必要がなくなったので
その分を契約者に還元するために
保険料を下げようとなったわけです。
あれだけ、4月から保険料が上がると言われていたのに、
今度は保険料が下がるニュースかいって感じですよね…。
しかし、この保険料が下がる話は死亡保険のことであり、
例えば、けがや病気で入院や手術をした時に
保険金を受け取れる医療保険の保険料は
逆に、来年4月に値上がりする見通しと
なっていますので注意が必要です。
私の無料メール講座を読んでいただいた方であれば、
保険と住宅予算は密接に関わっていることはご存知だと思います。
ですので、このような変化にも
少し敏感になっておいてくださいね。
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