家計の十年選手
柴垣FP事務所 柴垣和哉
先週、久しぶりにサッカーJリーグの試合を見に行きました。
フットサルを一緒にやっている友人が勤める会社が
セレッソ大阪のスポンサーになっているので、
チケットがかなり安く手に入ったとのことで
いつもフットサルをしているメンバー数人と
大阪長居にあるキンチョウスタジアムに行ってきました。
今回の試合は現在J2で首位の札幌との試合だったので、
結構観客が入っていて、非常に熱気がありました。
個人的には、セレッソのある選手を目当てに行きました。
その選手は、酒本という選手です。
私と同い年の和歌山県出身です。
高校時代は何度も試合をしたことがあります。
そのころから和歌山ではダントツにうまかったですね。
(私は小さい頃からサッカーをしていました。)
その選手は、高校卒業からずっとセレッソ大阪一筋。
今では、セレッソに在籍している期間がチームの中で
一番長いようで、サポーターからは
レジェンドとも呼ばれているらしいです。
同い年の選手がもうレジェンド扱いとは、
月日の経過を感じます・・・。笑
今年32歳なので、サッカー界では
ベテランの年齢なので仕方ないですが・・・。
ただ残念ながら、今シーズンは構想外になっているようで
先週の試合では控えメンバーにも入っていませんでした。
しかし、何十年もプロの世界で
結果を出しているのはすごいことです。
これからも頑張ってもらいたいです。
家計の十年選手
さて、家計の中で何十年も支払い続ける
代表的なものは生命保険です。
この生命保険は、住宅購入と密接な関係があります。
それは、どういうことかと言いますと、
金融機関では住宅ローンを組む場合、契約者に対して、
団体信用生命保険
に加入することを義務づけています。
これは、生命保険の一種です。
住宅ローンの契約者が万が一、
亡くなってしまったり、
高度障害状態に陥ってしまった場合に
残っている住宅ローンを全額チャラにすることができる保険です。
金融機関からすると、
契約者が亡くなってしまうと、
貸し出した住宅ローンが
回収できなくなる恐れがありますので、
この保険に加入してもらうことで、
住宅ローンの回収不能というリスクを
回避することができるわけです。
では、この団体信用生命保険(団信)が生命保険と
どう密接な関係があるかということですが、
それは・・・
団信に加入することで、
生命保険の保障を減額することができる
ということです。
生命保険は世帯主の方に万が一のことがあった場合の、
残されたご家族の生活費や子供の教育費などを
補てんするための保障を確保する目的で加入するものです。
住宅を購入していない方の場合は、
家賃もこの保障の中に含まれています。
すると、団信に加入しているということは
契約者が亡くなってしまったとしても
住宅ローンは完済されますので、
残されたご家族は家賃負担が必要なくなります。
つまり、その分だけ
生命保険の必要保障額は少なくて済むわけですね。
例えば、それを踏まえて、加入中の保険を見直しして
1か月あたり5000円節約できたとします。
1年で考えると、6万円です。
生命保険は通常、
20年、30年と長期間加入しますので、
20年で考えれば120万円、
30年で考えると180万円の節約になります。
その節約した分だけ
将来にお金を残すことができることになります。
保険の見直しは面倒かもしれませんが、
その面倒なことの積み重ねが
あなたの生活を楽にすることにつながります。
早ければ早いほど節約効果は大きいのは明らかですので、
ぜひ家づくりを考える時期に保険の見直しも一緒に
検討されることをおススメします。