和歌山は子育て世代には住みやすい場所?
住宅購入専門ファイナンシャルプランナーの柴垣です。
最近、家の購入を検討している方のご相談を受けていて、
他府県に比べて和歌山県は子育ての環境や
夫婦で共働きをする環境としては
恵まれている地域だなと感じます。
特に和歌山で家を購入される方は、
昔からそこで生活していた方が多いので
家を購入すると近くに夫婦どちらかの
親御さんが住んでいるケースが多いです。
そうなると、 「今日は仕事遅くなりそう」
などの事情ができても親御さんに子供を預けることが可能です。
私のセミナーの参加者や相談依頼をいただく方の中でも、
セミナーや相談の当日は子供を親御さんに
預けて来られる方が多いですね。
子供が小さい方は近くに親御さんが住んでいると
助けてもらうこともできますので非常に心強いと思います。
しかし、和歌山県でも 他県からの移住者や
田辺市など南の方から和歌山市に住まれる方などについては、
近くに親御さんが住んでいない場合もあると思います。
その場合は保育所を活用する必要が出てきますね。
最近では、この保育所について、
保育所に申し込んだけど落ちてしまったなど
待機児童問題が社会問題化してしまっています。
和歌山県はこの保育所の問題についても、
待機児童者数で比べると他府県よりマシな状況と言えます。
厚生労働省が発表している近畿各府県の
「保育園等の待機児童者数(平成27年4月)」
は以下になっています。
滋賀県:346人
京都府:6人
大阪府:599人
兵庫県:718人
奈良県:174人
和歌山県:15人
近畿では京都が一番待機児童が少なく、
和歌山は次いで2番目になっています。
京都府は待機児童削減に力を入れているので、
その結果、待機児童が少なくなっているようですね。
和歌山は子供の数自体が少ないこともあるでしょうが、
他府県より待機児童は少なくなっていますね。
待機児童数は時期によってかなり差が出ます。
しかし、この待機児童数は4月時点です。
10月時点だと以下のようになります。
滋賀県:789人
京都府:158人
大阪府:1734人
兵庫県:1327人
奈良県:173人
和歌山県:63人
ほとんどの県で倍増します。
これは、年度途中に子供の育休が終わり、
職場に復帰するために保育所を探そうとする方がいるが、
保育所に空きが見つからないことがあるためのようです。
あとは、他の保育所には空きがあるが、
希望の保育所に空きがなかったケースもあるようですね。
もちろん 「保育士の給与が少ない」
「保育所が足りない」 などという
本質的な問題はありますが、
10月時点でも和歌山県は他府県に比べて
待機児童数は少ないので、
比較的共働きしやすい環境にあると言えそうです。
ただし、待機児童数が平均的に少ないからとはいえ、
夫婦共働きを考えているのであれば、
一応あなたが住みたい地域の保育所は
どんな状況なのか についても調べておくことをおススメします。
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